保険会社や警察のためにドライブレコーダーの映像を保存する方法
事故やヒヤリハットのあと、カメラは数時間以内に映像を上書きしてしまいます。必要なクリップを確保し、元のデータをそのまま保ち、保険会社が受け付ける形で共有する方法を紹介します。
ドライブレコーダーの映像があれば、保険の請求が数分であなたに有利に決着することもあります。ただし、映像が残っていればの話です。ドラレコはループ録画をするので、カードがいっぱいになると古い映像から上書きされます。ここでは、やるべきことを順番に紹介します。
事故の直後
- カメラにイベントボタンやロックボタンがあれば、それを押します。 ほとんどのカメラは強い衝撃でもクリップを自動的にロックしますが、そうとは限りません。
- 安全にできるなら、早めに録画を止めます。 駐車して安全が確保できたら、カメラの電源を切るか、カードを取り出してください。走るたびに、古い映像が上書きされていきます。
- 時刻をメモします。 あとでクリップを探すときに役立ち、カメラの時計がずれていた場合にも気づけます。
これは一般的なアドバイスであり、法的なアドバイスではありません。警察、保険会社、お住まいの地域の法律の指示に従ってください。
自宅で、元のデータを確保する
- カードをパソコンに挿します。
- 場面を探します。Tripframeでカードを開いて日付を選ぶと、すべてのクリップが時刻順に表示されます。イベントクリップにはラベルが付いています。
- 元のファイルを変更せずに、パソコンともう1か所(USBメモリや、自分で管理しているクラウドストレージ)にコピーします。事故のクリップに加えて、その前後のクリップも、前方と後方のすべてのカメラ分をコピーしてください。
- 元のファイルを編集、トリミング、変換しないでください。そうした作業にはコピーを使います。
元のファイルを元の名前のまま保管すれば、いつ録画されたものか、改ざんされていないことを示せます。
わかりやすく伝える
保険会社や警察は多くの映像を見ています。見る側の負担を減らしましょう。
- 重要なコマの静止画。 Tripframeで一時停止し、
,と.でそのコマまで進めて、Sを押します。PNGにはそのコマの正確な時刻が名前として付きます。 - 両方のカメラを収めたひとつの動画。
Rを押すと、現在の表示(前方と後方を並べた映像と、あればGPS地図)がひとつの新しいファイルとして録画されます。これは元のファイルの代わりではなく、元のファイルと一緒に送ってください。 - 短い説明文。 日付、時刻、場所、見てほしいポイントを書きます。
映像を共有する
保険会社や警察に専用のポータルがある場合は、そこからアップロードしてください。大きなファイルはメールで送るには大きすぎることが多いので、自分のクラウドストレージの共有リンクも使えます。
オンラインに投稿する場合
事故の映像をオンラインに投稿するのは、よく考えてからにしましょう。多くの国では、顔やナンバープレートは個人情報にあたり、投稿すると法律に違反したり、請求に不利に働いたりすることがあります。まず保険会社に相談してください。
次に備えて
- カメラの時計が正しいか確認しましょう。
- 信頼できるカードを使いましょう。ドライブレコーダーにおすすめのSDカード。
- イベントクリップの保存先を把握しておきましょう。ドライブレコーダーのファイル名の読み方。